L y r i c
隠れたのは見つかりたくないからで
存在を消してほしかったんじゃない
いるのかないないのかな
入道雲の中を思いきり駆けるような
もどかしいワクワクを感じてほしいの
知りたがりで手を伸ばして
捕まえて遊んだら
「じゃあこれで」バイバイなんて
寂しすぎるからね
気づかないで探さないで
顔を出すまで放っておいて
たまに送る合図にモヤモヤして
はまらないで追いかけないで
そんなのはつまらないよ
境界線の上を歩いていようよ
逃げこんだのは君の心の中
どうしても忘れられない距離で
会えないな会えるのかな
海の底深くまで落ちてったピアノみたい
残酷な高鳴りをおさえられない
ふりむくまで見上げるまで
眠りから醒めるまで
「そばにいる」それだけじゃ
満足できないよ
出ておいで顔を見せて
気がむいたらでいいから
たまに送る合図に反応して
奪わないで残しておいて
ひとにぎりの奇跡を
境界線をもう一度ひきなおそうよ
気づかないで探さないで
顔を出すまで放っておいて
たまに送る合図にモヤモヤして
はまらないで追いかけないで
そんなのはつまらないよ
境界線の上を歩いていようよ