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ボーカル教室 ボーカルスクール
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ボーカルスクールのボイトレとは?
ボーカルスクールに行くと、声の出し方をトレーニングします。それをボイストレーニング、略してボイトレといいます。多くの人は、ボイトレなんて数多く子をだす練習をすればなんとかなると思っているのではないでしょうか。とにかく、カラオケに行って何曲も練習していれば、だんだん声が出るようになってうまくなると思うかもしれませんが、あまりにも時間がかかりすぎます。
水泳の練習を見てみれば分かりますが、単に何時間もプールに入っていれば泳げるようになるものではありません。ちゃんと正しい練習方法でやらなければ、時間をかければなんとかなるものではありません。やはり、正しいボイトレを知って練習しなければ、間違った方法で練習していると、歌がうまくならないだけでなく、声がかすれてしまったり、声帯を傷めてしまったりするので、注意が必要です。ボーカルスクールでボイトレを学んで、自分ひとりで練習するときも正しいボイトレで練習しましょう。
ボイススクールで行うボイトレは筋肉を使う
ボイトレというと、ついつい、声を出す声帯や喉の使い方を練習するものだと思ってしまいます。しかし、実際は口や舌、顔、そして、腹筋などの筋肉の運動なのです。そもそも、声は声帯を震わせて発生しますが、それだけでは小さな音でしかありません。いくら呼吸量を多くしても限界があります。ギターやバイオリンを考えると分かりますが、弦をいくら強く引いても小さな音でしかありません。木のボディの部分に音が響くことで大きな音になります。同じように、声帯を使うだけでなく、口や肺、お腹など身体に響かせることで通る声になっていきます。その部分をボイススクールではトレーニングするので、口の動かし方や姿勢、腹筋などいろいろな身体の筋トレのようなことまで行います。
特に声の小さい人は、この筋肉トレーニングができていないので、しっかりと響く身体の使い方ができていないことがあります。先ほどのギターでも、堅い木だからこそ響くのであって、柔らかい布だと同じ形でもぜんぜん音は響きません。ボイススクールのボイトレで、姿勢をしっかり保って、肺やお腹の空洞をうまく使って響かせるためのボイトレを行うと、ほんのちょっとしたことでびっくりするぐらい大きな声が出るようになります。また、響かせて声を出すことを覚えると、声帯にも負担をかけなくなるので、美しい声が出るようになっていきます。ボイススクールのボイトレで、声帯に負担のかからない、正しい声の出し方を覚えましょう。
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田中 剣
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