フェイク方法、やり方、ボイストレーニング

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歌 フェイクのやり方・方法

難しいけど使えたら歌が上手い人になれるフェイク!

正直言ってフェイクを使える人は歌が上手いです。

サッカーで言うと、細かい力加減でボールを思うように操り、パスやシュートにつなげられる感じです。ごく本当に稀なケースはあるかもしれないですが、自在にボールを操れるのにサッカーが下手な人はいないと思います。

フェイクは歌声を自在に操る技術の一つです。
そもそもフェイクを知らない、知っててもどうやってるか分からない人向けに、書いてみたいと思います。

フェイクとは

実際に取るメロディにさらに音を付けたし、上がったり下がったりする節を付ける歌唱テクニックです。
イメージがつかない人はyoutube等で、有名な歌手のフェイクを検索して聞いてみましょう。

例:ホイットニーヒューストン「I Will Always Love You 」等

R&Bの歌でよく使われ、日本ではフェイクを使って歌えばR&Bという考えもあったくらいです。
なお、R&Bのフェイクと演歌のコブシは基本的には同じやり方です。演歌はドスをきかせる発声だったりしますね。

フェイクの練習方法

まず、フェイクは大きく分けて、全部で3種類あります。
言い直しフェイク、階段フェイク、トリルフェイクで、最初はそれぞれで練習します。
慣れてきたらこれらを組み合わせてパターン数を増やしていきます。

■言い直しフェイクについて
アクセントを毎回入れていきつつ音を言い直します。アクセントがないとビブラートのようになり失敗感がでます。

■階段フェイクについて

階段上に音を綺麗に降りていきます。坂道のようにくにゃっと音が降りると失敗です。
 

■トリルフェイクについて
一度取った音より高い音を取り一瞬で元の音に戻ります。戻って来るのに時間がかかったり、
違う音に戻ってくると失敗です。

I Will Always Love Youのフェイクを見る

I Will Always Love You 」でホイットニーヒューストンが入れているフェイクを分析してみました。下記の様な組み合わせでフェイクやビブラートを入れているように思います。
I Will Always Love You 」をしっかり歌いこなすためには、下記のフェイクができるようになることは必須です。
組み合わせてできない場合は、分けて練習しましょう。

違う音に戻ってくると失敗です。

フェイクが使えると、できない人と圧倒的な差が出ます

フェイクはR&Bのコブシです。
コブシのない演歌はやっぱりカッコいいですよね、コブシがないのとは比べ物になりません。
フェイクを組み合わせてアドリブを入れてみましょう。
通常の歌い方にアレンジを加えることができ、自分だけのオリジナルの歌い方もできるようになります。是非チャレンジしてみてください♪